MBS「ちちんぷいぷい」にてハラール神戸牛が紹介されました。
MBS夕方の人気情報番組『ちちんぷいぷい』にて、辰屋が世界初の販売を開始した「ハラール神戸牛」について紹介して頂きました。
2013年に訪日外国人観光客は、初めて1000万人を突破し、
昨年はさらに29.4%増、1341万人を記録。
今後オリンピックも控え、さらに増加傾向にあると言います。
また、2013年にビザ発給要件が大幅に緩和された東南アジア5カ国(タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドネシア)の増加率は目まぐるしく、2014年は前年比43.2%増の137万人。
その中でもマレーシア、インドネシアは国内で中・高所得者が急増中。
この2つの国に共通していること、それは「イスラム教徒(ムスリム)が大半を占める国」。
イスラム教では「食」について厳しい制限があることは有名ですね。「豚」や「アルコール」など、「ハラール」でないものを口にすることは禁じられています。
「ハラール」とは、アラビア語で「許されている」「合法の」という意味で、イスラムの戒律にしたがって作られたものをいいます。
しかし現代において、その食品が「ハラール」であるかどうかの判断をするのは非常に難しいのが現状です。
例えば、醤油や味噌。口に入る段階でアルコールは含まれておりませんが、醸造過程でわずかにアルコールが発生するのでこれは「ハラール」ではないものになります。馴染みのないムスリムの人々にとってはそこまではわかりません。
冒頭で紹介したように、イスラム教徒の観光客が年々増加する中、誤って「ハラールでないもの」を口にしてしまわないよう、日本でも公的機関による「ハラール認証」の取り組みが本格化しています。
その様々な取り組みを特集したコーナーで、辰屋は「神戸ビーフ」として世界初のハラール認証を受けた精肉を販売するお店として紹介されました。
食肉についてももちろん厳しいルールがあり、牛肉の例でも特にと畜方法が肝心で、イスラム教徒がメッカの方角を向いて祈りを唱えながらと畜・解体するなどの決まりがあります。
当店で販売しているハラール神戸牛のと畜を行っている株式会社三田食肉公社食肉処理センターでは新たにハラールと畜専用の設備を設け、非ハラールの肉等と完全に分離されたラインを確保しています。
また、と畜のみならず保存や運搬についても「ハラールではないもの」と混じることは厳禁ですので、当店ではハラール神戸牛専用の冷凍庫を用意しております。
まだまだ数は少ないですが、ムスリムの方にも「安心」「安全」で美味しい神戸牛をお届けできるよう、今後も精進して参る所存でございます。
ハラール神戸牛につきましてご不明点、ご要望などございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。